月経周期
月経は約28日周期で訪れ、一般的には月経の最初の日を月経周期の第1日と数えます。
月経周期は、月経期・増殖期・分泌期に分かれます。
- 月経期
子宮内膜の脱落によって出血が起こります。
出血期間は平均で5日程度、出血量は平均で35ml程度と言われています。 - 増殖期
第5~6日目ごろからエストロゲン(卵胞ホルモン)が分泌されて、新しい子宮内膜が増殖していきます。 - 分泌期
排卵後にプロゲステロン(黄体ホルモン)の働きによって受精卵が着床しやすい状態を作ります。
受精や着床が行われなかった場合はプロゲステロンの分泌が少なくなっていき、再び1の月経期が始まります。
卵巣周期
卵巣の周期は脳にある下垂体前葉という部分から分泌される FSH(卵胞刺激ホルモン) と LH(黄体形成ホルモン) という2種類のホルモンによりコントロールされています。
- FSH(卵胞刺激ホルモン)
卵胞とは卵巣の中にあって、卵子を発育させる器官です。
FSH の働きによって卵胞が発育していきます。
また同時に、エストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量を増やす作用があり、子宮内膜を増殖させる手伝いをします。 - LH(黄体形成ホルモン)
排卵を誘発するホルモンです。
また同時に、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量を増やす作用があり、受精卵が着床しやすくなる手伝いをします。
卵巣周期は、卵胞期・排卵期・黄体期に分かれます。
- 卵胞期 1~14日目頃
FSH(卵胞刺激ホルモン)の分泌量が増えるにつれて、卵巣で卵胞が発育していきます。
第5~6日頃に1個の卵胞のみに成長が絞られ、あとの卵胞は退縮していきます。
こうした卵胞の発育にともなってエストロゲンの分泌量も増えていき、子宮内膜を厚くさせていきます。 - 排卵期 14日目頃
エストロゲンが増えていくことで視床下部を刺激して、LH(黄体形成ホルモン)の急激な分泌増加を引き起こします。
これをLHサージと呼び、この結果排卵が行われます。 - 黄体期 14~28日
LH(黄体形成ホルモン)の働きによって、排卵後の卵胞に黄体が形成されます。 形成された黄体からプロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌されるようになり、受精卵が着床しやすい状態を作ります。
